誰に金庫のカギを託すかは会社にとって重要なこと

金庫は自宅に必要ないという考えの人は多いでしょうし、事実そこまで使い道がない場合があるのも否定できません。ですがそれはあくまで個人用途の場合であって、会社にとっては必須であるといえます。会社では個人に比べて大きなお金を扱いますし、重要な書類も数多くあります。現金や通帳、印鑑だけでなく、社外秘の情報や書類をしまっておくのにも活躍しますからね。

それは同時に、金庫の中身が会社の命そのものと言っても過言ではない、ということになります。金銭的な部分はもちろんのこと、漏れたり失ったりしてはならない情報が保管されていることもあるためです。金庫の中身が流出しただけで会社が倒産するという事態は発生し得るものなのです。

そうなってくると悩むのが、誰に金庫の鍵を託すかということ。金庫=会社の命ですから、鍵を託す相手は会社の命を託せる相手ということになりますし、託された側はその責任を負わなければなりません。社長が鍵を持つのはもちろんですが、社長しか持っていないとなると色々な面で不都合が発生します。社長が休みの日は?出張していたら?社長が万が一病気や怪我で倒れたら…?規模の小さい数人で回している会社ならまだしも、そういうことを考慮すると、社長だけが持っているのは不便なのです。

ですから社長は、絶対的に信頼できて、かつ責任感のある人を選別しなければなりません。ここで間違った人選をしてしまうと、会社の命運に関わりますからね。これは社内に設置する金庫でも、銀行などの貸金庫でも同じです。新入社員の採用以上に厳格に審査し決める必要がありますから、決して「この人なら大丈夫だろう」くらいの安易な気持ちで決めてはならないということです。

もしあなたが会社の金庫の鍵を託されているのであれば、それだけ信頼できる人間であるということですから、その期待に応えられるようにしたいですね。