テンキー式金庫が開かないのは電池切れのせい?

皆さんの中には、「仕事で日常的に金庫のそばにいる生活を送っている」とか、「実家に大型の金庫があって、その扱いには慣れている」という方はいるでしょうか?
普通に考えた場合、この「金庫」という品物自体が日常の街中や一般家庭にはなかなか存在しないものですし、仕事として見てみても、経理でもしていない限り縁が薄い代物です。

僕も実際、本来ならばあまりこの金庫というアイテムには関わらないで済んでいたのではないかと思います。そう、実家が「質屋」なんて因果な商売を営んでいなければ、きっと僕も普通に「金庫の無い生活」を送っていたはずなんです。
ですが現実は非情です。僕は現在、地元の大学に通っていますが、その傍らでは「将来の修業」と称し、質屋の仕事を親にさせられているのです。そしてその業務の中には、「金庫の保守・管理」も含まれているのです。

ちなみにうちの店に置いてある金庫は、かなり大型ではあるものの年代物でテンキー方式の代物です。要は暗証番号を打ち込んで解錠するタイプなのですが、つい先日、これがまったく反応しなくなったのです。
その日も店番をしていた僕は、「テンキー式金庫が開かないのは電池切れのせい?」と思い、金庫の形式番号と年式をインターネットで検索し、電池の交換方法をチェック。その時はこの「電池切れ」予想が的中し、何とか解錠することができました。
そして、これを見ていた父親に「うん、以後金庫の保守はお前に任せた」と言い出し、僕はますます家業を継ぐ修業から逃げられなくなってしまったのです。