家の造りと金庫の重さを考慮して買いましょう

小学校が商店街の真ん中にあり、子どもが大きくなったら、人が多く車はあまり通らない、安全な商店街の道を、毎日通って小学校に登校できる。この家の購入を決めたのは、自宅から小学校までの立地の良さが理由でした。最初に家さがしを始めた時に、この地域の小学校は人気があり、公立なのに学区外から通いたがるお子さんも居ると聞いていたので、最初から小学校への通学が前提で、家さがしをしてしまったかもしれません。最初はマンションばかり見ていたのですが、灯台下暗しというやつで、思いがけず小学校からまっすぐ続く商店街の外れに、3戸の建売住宅が販売されていたのです。

新築なので、家具も新しいものを新調し、今度は一国一城の主という気分で、主人は大きな金庫も購入しました。引っ越しの日は晴天で、夫の学生時代の友人も3人、手伝いに来てくれました。私たちと業者さんとで手分けをして、どんどん荷物を運び入れます。購入した家は、玄関を入るとすぐ左が階段。右に行くとお風呂場と、あまり光の入らない、納戸扱いの洋室が1室あります。1階の洋室は物置に使うつもりで、リビングは2階。私たちの寝室と子ども部屋は3階です。

ベッドなどの大物の家具も、業者さんはさすがプロ。2人がかりで狭い階段を運んで行きます。ところが金庫は、2人がかりだと持ちにくく、1人だと重くて運びにくいという事態に陥りました。金庫が重いのはあたりまえのことですが、建売住宅の狭い階段を運ぶためには、作られていないということでしょう。無理をして一人で運ぼうとすると、金庫を落として家を傷つける恐れもあり、何人かで運ぼうとしても、もともと運びにくく作られている金庫。手をかけるところもなければ滑車もないので、玄関で立ち往生してしまいました。

結局金庫を上の階にあげるのは断念して、1階の納戸に置くことになりました。金庫を買うなら、家の造りと金庫の重さを考慮したほうがいいですね。